愛犬の匂いに気づかなかった
いつも愛犬と過ごしていると、愛犬の体臭というかペット臭に慣れてしまいました。ペットを飼っている人あるあるかもしれません。しかし、ペットを飼っていない人や動物が苦手な人にとっては、飼い主にまで染み付いたペット臭には抵抗があるようです。ある時、動物嫌いな友人に「犬臭い」と言われてしまったことがあります。その友人に言わせると、今まではそう感じたことはなかったそうです。なぜ急に私自身も犬臭くなってしまったのか、不思議に思いました。
そんな話を犬を飼っている人にしてみたところ、もしかしたら私の愛犬が何らかの病気になっているのかもしれないと言われてしまったのです。体臭がいつもよりもきつくなっている場合には、内蔵などの病気を発症していることもあるということでした。
ちょうどその頃、動物病院への定期検診なども滞っていたこともあり、すぐに動物病院へ愛犬を連れて行ったのは言うまでもありません。さすがペットを診るプロだけあって、獣医師はすぐに「この匂いは胃を悪くしている」と指摘してくれました。どうやら消化不良になっていたようです。そういえば、最近、便秘気味だったように思います。飼い主の私がきちんと気をつけていなかったために、気づくことができませんでした。愛犬に申し訳ないことをしたなと思ったものです。
消化に良いメニューなどのアドバイスをいただいて、それからは愛犬に注意を払いながら過ごしました。快便になるまでしっかり食事なども管理したところ、だんだんと匂いも和らいできたように思います。しかし、私自身はあまり匂いに敏感ではなくなってしまったので、匂いを指摘してくれた動物嫌いな友人にまた会ってみることにしたのです。
すると「犬臭くなくなった」と言ってもらえました。やはりあの時に匂いは愛犬の胃の不調から来ていたようです。飼い主の私自身も気づかないようなものでしたが、犬を飼っているからこそ、今後はもう少し敏感に気をつけなくてはいけないなと思うようになりました。