愛犬が病気の時の対処方法

犬を飼っている方ならご存知でしょうが、犬の病気というのは意外に多いものです。人間と同じようにがんとか結石などに罹ることもあり、そのためにも健康診断は必ず受けさせておくのがお勧めです。一方でごく軽い病気、たとえば風邪などに罹ることももちろんあります。愛犬が風邪を引いた場合、健康な成犬であれば、日数はかかりますが、そのままにしていても治ります。私が以前飼っていた犬もそうでした。しかしだからと言って、無理はさせないようにします。散歩に連れて行くとか、激しく体を動かすような遊びは避けた方がいいでしょう。

1人遊びできるおもちゃなどで、のんびり過ごさせるようにします。場合によってはそれも興味を示さなくなりますが、この時は無理やり遊ばせてはいけません。それから犬が風邪を引いた場合は、咳をすることが多いです。人間の咳のようにコンコンと軽いものではなく、何かを吐き出すような感じでの咳が多く、それが苦しそうで見ていてかわいそうになることもあります。その他に、うちの犬はそうでもなかったのですが、鼻水が出たり目やにが出たりすることもあるようです。

それから犬も発熱します。このような時は倦怠感もあるので、元気がなくじっとしていることが多くなります。どうしても心配な時は、動物病院に連れて行くのがいいでしょう。病院に連れて行くと、もちろん治療費がかかります。犬の場合は保険はありませんから、実費払いになります。しかし風邪は薬による治療が主で、特に手術を必要とするわけではないので、そこまでお金がかかる心配はありません。

薬と言えば、人間用の薬は絶対に犬にあげてはいけません。成分も分量も全く異なるし、人間用の薬はむしろ犬に取っては有害にさえなります。それから健康な成犬以外の、たとえば子犬や高齢犬などが具合が悪そうな時は、早めに動物病院に連れて行くようにしてください。持病持ちの犬の場合も、風邪と思われる時はまず病院へ連れて行きましょう。風邪によって元々の持病がさらに悪化してしまうからです。